【レビュー】軽くて薄くカッコイイGUNZOの革財布「シンブライドルマネークリップ」を語っていく!

どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。

今回は日本の革ブランドの一つ、GUNZOで買った最高に薄くてかっこいい財布「シンブライドルマネークリップ」を熱く語っていきます!

  • GUNZOの財布の質を知りたい
  • マネークリップの使い心地が気になる
  • どんな人に向いているのか

この3つをメインに11ヶ月経ったエイジングなども見せていきます。

これから新しい財布を購入する予定の方、単純に革財布が気になる方はぜひこのまま読み進めてください。

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GUNZOの製品は綺麗な縫製とコバ処理が魅力

GUNZOは日本のブランドだけあって高い技術を持った職人さんが手掛けています。

そのため芸術品と言えるレベルで美しく綺麗な縫製や、樹木の年輪のような艶々した切り目磨きが非常に評判が良いです。

均等で真っ直ぐ縫われた縫製
どこを見ても綺麗に縫製されています

縫製がガタガタだとどんなに革が素晴らしくてもダサいですからね。

均等にまっすぐに縫い合わされているのを見ると綺麗ですし、キリッと引き締まってカッコよく見えます。

さらに技術力を見せてくれるのが革の断面を磨くコバの処理です。

綺麗に磨かれたコバ部分

この作業によって革の断面を綺麗にして丈夫にして長持ちさせる目的がありますが、見てるだけでも断面とは思えないほどツルツルです。

地層のように重なったコバは使っているうちに削れて痛んでくるのですが、磨き直せば修理して長く使えるのも特徴でしょう。

この均等でまっすぐな縫製とコバ処理は高い技術力が必要とされ、日本の職人が手作業で仕上げるからこそできるもの。

海外の有名ブランドでさえ敵いません。

その中でも非常に高い評価を得ているのがこのGUNZOなんですね。

シンブライドルマネークリップの外観

マネークリップにはいくつか種類がありますが、このシンブライドルマネークリップは小銭入れを無くした二つ折りタイプ。

裏面

お札とカードを入れることに特化しているため非常に薄いのが特徴です。

開くとこんな感じ

そもそもマネークリップってなに?という方は、こちらの記事で紹介してますので、よかったら合わせて読んでみてください。

マネークリップはお札を挟むだけという構造のため使われている革の量が少ないです。

厚みを抑えられるので結果的に薄くなります。

なにも入れていない状態で公称0.5㎝という薄さ
カード5枚。お札7枚入れてもこの薄さ

そのため通常の二つ折り財布に比べると圧倒的な薄いです。

もはやペラペラと表現しても良いかもしれない。

それくらい薄いんですよね。

中身を入れても厚みはかなり抑えられています。

カードポケットはシャンタンが使われている

これは革自体をうすーく加工する高い技術と貼り合わせ、そして一部にシャンタンと呼ばれる布生地を組み合わせているからです。

革好きとしてはオールレザーに拘りたいところですが、全てを革にしてしまうとどうしても厚みが出てきちゃうんですよね。

ここが利便性と実用性を目指した結果、見えにくいカードポケットにだけ布生地を使っている理由だと思います。

カードポケットも内側のヌメ革に切り込みを入れて薄くするという徹底ぶり。

それでいてマネークリップとして使い勝手を損なわないギリギリのラインを攻めています。

機能性と薄さを両立するのは非常に難しい。

高い職人さんの技術とアイデアが詰まっているから出来た素晴らしい製品なんです!

マネークリップの使い心地は慣れたら最高に良い

肝心のマネークリップの使い心地ですが、慣れるまではめちゃくちゃ使いにくいです。

と言うのも長財布や二つ折り財布と大きく違うので、当然と言えば当然です。

お札はポケットに入れるふつうの財布と違って、マネークリップは名前のとおりクリップ部分にお札を挟みます。

なのでお札を扱うときが初め使っていて違和感が出ますね。

お札を出すときはスライドさせて取り出すので簡単ですが、しまうときはお札を綺麗に揃えてクリップに差し込まないと財布からお札が「こんにちは」します。

見栄えもお札が丸見えなので綺麗に揃ってないとかなりダサいですね。

ただお札が丸見えなのでお札を出すときは非常に楽なんですよ。

この状態からお札を右に引き抜いて取り出す

お札をめくって出したい金額分を抜き取って出すだけ。

長財布や二つ折り財布はポケットになっていますから視認性は良くないですよね?

ガバッと広げてもどれが千円札でどれが万札なのかパッと見てわからないと思います。

それがマネークリップの場合はお札を挟んでいるだけなのでめくればすぐにわかるんです。

なので動作に慣れてくるとふつうの財布に比べて格段に使いやすいんですよ。

正直な話、一度慣れると元の財布には戻れないレベル。

  • お札は見えやすい。
  • お札を数えやすい。
  • お札を取り出しやすい。

取り出すという動作は圧倒的に使いやすくできています。

名前が「マネークリップ」と言われるだけその辺はかなり優れています。

元々アメリカなどの海外で店員からサービスを受けたときにチップを支払うために作られた物だからこそ。

チップ文化の無い日本人には分からない感覚ですが、サッと取り出しやすくなっていることは重要だったんでしょう。

実際にマネークリップを使っていてすごく使いやすさを感じています。

逆にしまうときはクリップを一度広げてお札を挟みなおすか、そのままスライドさせてしまわないといけないので、しまう動作はもたつきます。

ここはポケットになっているふつうの財布の方が優れていますね。

いったいどんな人に向いているのか?

マネークリップはかなり人を選ぶ製品です。

長財布や二つ折り財布のように収納力は無いし、使い勝手も大きく違います。

なのでどんな人に向いているかと言うと「財布の中身を最小限に持ち歩きたい人」になってきますね。

マネークリップには基本的に小銭入れが無いですから別で用意するか、小銭が出たときだけズボンのポケットに入れるようにしないといけません。

なので現金派の人はまったく向いていないんです。

多分使っていたらまったく入らない収容力にめちゃくちゃストレスになるでしょう。

お札や小銭、大量のカード類を一緒に収納したい人は長財布を持ったほうが幸せになれますよ。

このシンブライドルマネークリップは、ほとんどクレジットカードや電子マネーで支払いを済ませて、たまにしか現金を使わないというキャッシュレス派の人向けですね。

カードは5枚入りますから日常的に使うカードだけに絞れば余裕で足りるでしょう。

左側2ヶ所。右側3ヶ所の計5枚カードが入る

俺は2カ所は使わずに3枚だけに絞って入れています。

さらに非常に薄いのでズボンのポケットに入れていてもほとんど気になりません。

軽さもあるので入れているのを忘れるくらいには快適なんですよ。

多少の使い勝手と収納力を犠牲にしてでも薄く、軽い財布が欲しい方にはピッタリ当てはまる財布となっています。

11ヶ月経ったエイジングはこんな感じ

なんとかダークブラウンの色を撮影できた一枚

俺が選んだ色はダークブラウンでパッと見や画像では黒にしか見えないくらい黒に近い色です。

購入当初は霧のような白いブルームがあった

購入時にあったブルームと呼ばれる油分が固まった白い粉が革に馴染んで消えて、今では輝くようなツヤが生まれていますね。

購入当初は曲げたら折れそうなくらい固くて扱いにとても慎重になっていたのですが、今ではだいぶ馴染んで程よく柔らかくなって使いやすくなってきました。

革の部分に当たって形が浮き上がってくるアタリと呼ばれる現象も出てきていますね。

下側にカードのアタリがついてきた

裏のカードポケットのところはかなりアタリが出ていてカードの形が浮き上がっています。

色の変化はブライドルレザーらしくほとんど変化はありません。

ブライドルレザーは元々エイジングがゆっくりな革ですからね。

これから使っていくうちにどんどん違う表情を見せてくれるでしょう。

とくに俺が選んだダークブラウンという色は、長くエイジングさせていくほど劇的な色の変化を見せてくるらしいので、今からこの先がとっても楽しみです。

さいごに

今回は簡単にミニマリストが愛用してる財布「シンブライドルマネークリップ」を紹介させていただきました。

日本の誇る高い技術と最高品質の革を扱うGUNZOの財布の魅力が伝わったでしょうか?

今回紹介したブライドルレザーシリーズの他にもコードバンやヌメ革のシリーズがあるので、興味が湧いたのであれば是非覗いてみてください。

見ているだけでその芸術品の虜になること間違いなしです!

この記事があなたの人生に少しでも良い影響を与えることができたのなら幸いです。