初めて買った革製品の手入れに必要な物がわからない
実際にどんなメンテナンス用品を使っているのか知りたい
そんな人に向けてオススメしたい。
どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。
初めて革製品を買うと次に必要なのがメンテナンス用品。
でも、どんなものを使って良いのかわからないですよね?
僕も初めて革財布を買ったときは、そもそもどんな手入れが必要なのかもわかっていない状態でした。
それからいろいろ調べて実践してみて自分なりの手入れの仕方を見つけました。
結論から言えば財布のような毎日手に触れる小物系には必要ありません。
革も元は動物の革なので手の油分が財布に伝わって保湿されていくからですね。
人が保湿クリームを塗るような感覚と似ています。
ですが、長く大切に使っていきたい、綺麗な経年変化を楽しみたいとなるとやっぱり手入れは必要です。
それは財布のような小物サイズでも鞄のような大物サイズでも同じ。
そこで今回は僕が革製品のメンテナンスのときに実際に使っているメンテナンス用品を紹介していきます。
この記事の内容は
- 毎日触れる革小物は手入れはほぼ不要
- 最初はブラシとクリームがあればOK
- 防水スプレーやクリーニングクロスは必要に応じて追加
- 購入時と1年毎に1回やるだけでも十分。
- 実際に使っているモノを紹介
です。
それでは、順番に詳細を語っていきますね。
興味が湧いた方はぜひ、このまま下へ読み進めてください。
毎日触れる革小物は手入れはほぼ不要
まず前提として財布やキーケース、小銭入れのような毎日手で触れるような革小物はほとんどの場合は手入れをする必要はありません。
触れた手の指から自然と出ている油分が革に乗り移ってコーティングされるからですね。
とくに革の芯までオイルを染み込ませたオイルレザーはよっぽどのことが無ければ手入れしなくても大丈夫。
もちろん、手入れをした方が綺麗に経年変化をして良いのですが、小物系であれば無くてもなんとかなりますね。
ただ、革にもよりますが出来れば購入した直後は手入れしてあげると汚れや綺麗な経年変化を楽しめますよ。
注意する点として、革の表面が乾いてきた場合は放置しておくと、ひび割れなどが起きてしまいますので、薄く革クリームを塗って保湿してあげましょう。
最初はブラシとクリームがあればOK
綺麗な経年変化をさせるために手入れをしようと思ったのなら初めは馬毛のブラシと皮革用のクリームを買いましょう。
とりあえずこの2つがあれば大丈夫。
十分に革の表面の汚れを除去、保護することができます。
僕がやっている手入れの手順としては
- 馬毛のブラシを使って表面を軽い力でブラッシング
- 皮革用のクリームを米粒サイズ指につける
- 全体に馴染ませるようにくるくる回しながら塗布
- 時間を置いたて乾燥したら再びブラッシング
という感じです。
人によってはブラシを2つ持ってごみをかき出す用と、クリーム塗布後の磨き用を使い分けていたり、細かく手順を増やしたりしていますね。
なので僕がやっている手入れはけっこう雑な分類になります。
ただこれでも綺麗に経年変化を楽しめているので、こだわりに応じてやっていけば良いと個人的には思いますよ。
防水スプレーやクリーニングクロスは必要に応じて追加
もっと大事に使っていきたい人は水や埃の侵入を防ぐための防水スプレーや、乾拭きで革を磨くためのクリーニングクロスを追加購入しましょう。
個人的には防水スプレーは是非買ってほしいですね。
理由としては革の表面を保護することで、水や汚れに強く、綺麗な経年変化を促すためです。
実は購入した直後の革はしばらく保管されているものなので、どうしても表面の油分が抜けて乾燥していたり、細かい埃などで汚れているんですよ。
そんな状態から使ってしまうと付着した埃が革の奥に入り込んでしまい、とれない汚れとして残っていったりする可能性が増えます。
水への耐性も0ですからね。
なので1つは防水スプレーを持っておくと安心ですよ。
クリーニングクロスもあれば乾拭きで革を磨くことができたり、手入れの時にもクリームを塗布するときに使えたりと様々な場面で大活躍。
あると便利だったり無いとせっかくの革が台無しになったりするので、綺麗に革を育てたい人は買ってほしいですね。
購入時と1年毎に1回やるだけでも十分。
手入れはやっておくと良いのは間違いないですが、やる頻度は最低でも1年に1回はやっておきたいところ。
それ以上開けると多くの革は乾燥してしまい、割れたりボロボロになったりと悲惨なことになる恐れがあります。
逆に手入れは多くても2ヶ月に1回以上はやめた方が良いです。
クリームを重ねてつけることになるので、革を綺麗に経年変化させるどころか見るも無惨な姿になってしまうでしょう。
なので多くても2ヶ月に1回、少なくても年に1回を目安にして手入れをしてください。
触ったり見たりしているときに「表面がカサついてきたな?」と感じたときに手入れをしてあげると程良く革が保湿されて良いですよ。
実際に使っているモノを紹介
僕が今のところ使っているモノが下記になります。
- 馬毛ブラシ
- コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス
- コロニルウォーターストップ防水スプレー
- コロニルペダック社製レザーグローブ
馬毛ブラシ
埃の掻き出しや艶出しのブラッシングやなどに使っています。
本当は別々に用意して使った方が良いのですが、使っている革クリームが同じなので気にしていません。
本音を言うとめんどk……。
コロニル 1909 シュプリームクリーム
乾燥した革の保湿と軽い撥水性を塗布するために使っています。
透明なカラーレスのものを使うことで、どんな革でも使えるようにしていますね。
今まで使ってきた革すべてに塗りました。
粘度が高くケミカル臭がしますが伸びが良くて塗りやすく、使っているうちに臭いが元の革の匂いになりますのでお気に入り。
コロニルウォーターストップ防水スプレー
主に使い始めや天気が良くないときに使いたい場合に使っています。
幅広い素材に使える万能さとしっかりとした防水性がお気に入り。
以前履いていた革靴が、台風で足が水没した状態で数十分浸かっていたのにも関わらず、ほとんど浸水しておらずすぐに乾きました。
その経験から僕は高い信頼を寄せていてこれしか使っていませんね。
コロニルペダック社製レザーグローブ
主に普段の乾拭きや艶だしなどの表面の手入れをするときに使っています。
本体にヌメ革が使われていたり、拭く面が羊毛になっているなど育つ手入れ道具になっているのがお気に入り。
本来は革靴用みたいですが、僕は気にせず自分の持っている多くの革製品に使っています。
さいごに
今回は僕が使っているレザーケア用品と手入れのやり方を紹介してみました。
革小物のような小さなアイテムは普段から手で触れていればそこまで乾いたりすることはありません。
ですが、せっかく使うのであれば手入れして綺麗に経年変化させたいですね。
日常生活の中で革の表情や触り心地が変化していくのを感じるのは本当に楽しいです。
この記事があなたの人生に少しでも良い影響を与えることができたのなら幸いです。