Lemma(レンマ)のtrikiti(トリキティ)。コンパクトで使いやすい二つ折り財布の紹介

コンパクトで使いやすい財布が欲しい

小さくても中身が入る財布を探している

経年変化を楽しめる財布か知りたい

そんな人に向けてオススメしたい。

どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。

財布って自分の生活スタイルの変化や好みでどんどん変わっていきますよね。

僕も学生時代はたくさん中身の入れられる長財布を使っていました。

それからだんだんとコンパクトな財布が欲しくなり、三つ折り財布や二つ折り財布、マネークリップといろいろと試しましたね。

今の僕の生活スタイル的に合わなくなってきたので財布を新調することにしました。

そこで今回は新しく購入したレンマのトリキティを紹介していきます。

この記事の内容は

  • コンパクトな手のひらサイズ
  • 通常の二つ折り財布並みの収納力
  • 職人の高い技術による丁寧なつくり
  • 2種類の革の経年変化を楽しめる
  • 考えられた配置と工夫で使いやすい

です。

それでは、順番に詳細を語っていきますね。

興味が湧いた方はぜひ、このまま下へ読み進めてください。

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スペック

ブランドLemma(レンマ)
製品名trikiti(トリキティ)
サイズW8.7×H9.3×D1.5cm
重さ約63g
ポケットお札入れ1 コインポケット1 カード入れ1 鍵入れ2
推奨容量お札8枚 コイン15枚 カード7枚
素材外装:プエブロレザー 内装:オリジナルレザー
カラーナポリ、コニャック、タバコ、オリーバ、ネイビー、ペトローリオ、ブラック

内容物

左上から時計回りに化粧箱、名刺?、製品案内カード、そして不織布に包まれた製品
真っ白な箱の中央には型押しでLemmaのロゴが入っていてシンプルながらオシャレです
アトリエ?のような雰囲気のあるデザイン革好きとしてはたまらない場所だと思います
反対側は筆記体でLemmaのロゴ
Lemmaのロゴと右下にはインスタのQRコード
革製品が初めての人にも嬉しい取り扱いの注意点が記載されています

外観

ほぼ綺麗な正方形で、美しいです
裏面ですが写真だとちょっと分かりにくい
開けるとポケットの形状が違うので、どこになにが入っているのか分かりやすい
上側の受け皿部分を下に下ろすと馬蹄型の小銭入れのようになります
小銭入れの受け皿を下ろしたときだけ顔を出す型押しされたLemmaのロゴ。このさり気ない感じがかっこいい
綺麗なシルバーホック。けっこう固めでこれからたくさん開け閉めしても大丈夫そうな感じ

仕上げ

革同士を貼り合わせた箇所にはしっかりと念引きされていて見た目もかなりスッキリ
縫製も細かくてまっすぐに縫われている日本の職人さんの技術力の高さが見れて良いですね

コバ

革を切った断面は綺麗なコバ処理がされているので、かなり高級感があります
一切妥協のないコバ磨き。めちゃくちゃ綺麗です

素材

簡単にですが、せっかくなので使われている素材についても軽く触れておきます。

プエブロレザー

外装に使われているのは、イタリアのバダラッシカルロ社のプエブロレザー。

植物性タンニンで鞣されたイタリアンレザーの伝統的なバケッタ製法によってつくられています。

わざと表面をヤスリ掛けをすることにより独特な模様と、和紙のような質感とオイルレザー特有の革の匂いが特徴的です。

艶や色味が濃くなる経年変化が非常に早く、質感も大きく変わるため使い込んでいくのが楽しい革でもありますね。

また、使っていくうちにできる子傷も目立ちにくいです。

オリジナルレザー

内装に使われているのは詳細は不明ですが混合鞣しのオリジナルレザー。

丈夫で傷や汚れに強いクロム鞣しと、経年変化を起こすタンニン鞣しの良いとこどりをしたような革です。

使われているのが内側であることも手伝って、おそらくほとんど経年変化は見られないでしょう。

混合鞣しされた革は変化は少なめなことが多いですから。

この財布の販売店であるフリースピリッツさんのYouTubeで紹介されていましたが、内側の構造的に何度も曲げて革に負担がかかるためこの革を採用したそうですね。

財布全体を同じプエブロレザーにできたところをユーザー目線を考えて、あえてこのオリジナルレザーを使ったところにすごく好感が持てます。

実際に入れてみた

普段の内容はかなり少ないので今回、手元にあった

  • 5000円札2枚、1000円札3枚の合計5枚。
  • クレジットカードサイズのカード3枚。
  • 500〜10円玉の小銭を合計10枚

を入れてみました。

ハリがある状態でもこの薄さ。使い込んでいったらかなりぺたんこになるでしょう

財布がまだ新品でハリがあるためほとんど厚みは変わりません。

上記の公式の容量的にはまだまだ余裕があります。

普段使い用としては必要十分な容量では無いでしょうか?

カード入れの裏側は小物ポケットになっていて、公式では鍵入れ用として活用して欲しいとのこと

これに加えて財布の構造的にできた2箇所の小物ポケットは鍵入れとして使えます。

ポケットは小銭側にもあるので合計で2本までの鍵を入れられます

場所的に使いやすいとは言えませんが、予備の鍵を入れておくのには良さそう。

財布が小さいのでズボンの後ろポケットはもちろん、前ポケットに入れても邪魔になりにくいです。

これから革が馴染んで薄くなればポケットはかなり快適になると思いますね。

使ってみた感想

まだ約1週間ほどの使用ですがめちゃくちゃ快適です。

これから使い込んで革の繊維がほぐれて馴染んでいけば、もっと柔らかく薄くなっていくので快適さはさらに上がると思いますね。

持ち運びについて

スペックのところにも記載してありますがこの財布自体が小さいので、ズボンの前ポケットに入れていても邪魔にならないのが本当に嬉しいですね。

ズボンの後ろポケットに入れるいわゆるケツポケが苦手なので、いつも前ポケットに入れています。

ただ立っているときは良くても、長時間座っていると財布の角が足の付け根に食い込んで痛くなるのが悩みだったんです。

これが財布が小さくなることで当たらなくなりました。

健康上、防犯上ズボンの前ポケットに財布を入れられると安心できるので個人的に購入の決め手の1つでした。

使い勝手について

中央のスリットから横にスライドさせるだけで抜き取れるので支払いやすい

お札入れは中央部分が見えているので取り出しやすく数えやすい。

使い始めで革が硬いのでお札はちょっと入れにくいですが、これも革が馴染んでくれば改善するでしょう。

お札入れは1箇所しかないですが、たくさんお札を取り扱うわけじゃないので十分ですね。

レシートなどを一時的に挟んでおくのにも使えました。

財布の横をちょっと押せば口が大きく開くので扇上に並べて欲しいカードを見つけやすく取りやすい

カードポケットは大きく、カードの頭が少し見えているので出し入れが簡単。

ちょっとカードを出して扇状に広げれば、目当てのカードを選んで取り出せます。

写りが悪くて見にくいのですが、カード入れのホックの金具にカードが当たって傷つかないように丸い革が貼ってあります

それにカードポケット側についているボタンのホックには革が貼り付けてあるので、出し入れするカードが傷つく心配がありません。

あまり実用的ではないですがカードポケットは大きいので、QUOカードのような少し大きめのサイズのカードでも入れることができますよ。

薄いタイプの財布には珍しく小銭の取り扱いがしやすい

小銭入れ部分は馬蹄型の小銭入れに似ているので見やすい、取りやすい、しまいやすいですね。

それぞれカードポケット、小銭入れ部分は両方とも使うときに、財布の側面を軽くギュッと押してあげると快適に使えました。

というよりそれをしないとポケットが潰れたままなので使いにくくなります。

気になるところ

この財布は独特な操作感なので、使い慣れていかないと取り扱いは難しいかなと。

とくに財布の開けたときの向きがデザイン的に分かりづらい。

そして小銭入れの取り扱いにはクセがあるので、気をつけておかないとやらかしてしまいそうです。

馬蹄型小銭入れと違って受け皿は指で広げてやらないと、小銭が取り出しにくくなったり、こぼしたりしそうな感じ。

まぁ、よっぽど慌ててやらなければ大丈夫でしょう。

そもそも僕は小銭を使うことはほとんどないのでそこまで気にしてはいません。

普段のキャッシュレス生活でたまに現金を使う必要がある時に活躍する部分ですからね。

それよりもこの財布のホックは硬めなので開けるとき、ホック付近に指を入れて開けないと革が破れてしまいそうでちょっと怖い。

さいごに

入念に下調べはしていましたが、ここまで使いやすいたくさんの工夫が詰まっていているのは驚きでした。

それでいてプエブロレザーとオリジナルレザーの2つの経年変化を楽しめるのは満足感がハンパじゃないです。

最近はキャッシュレスが流行ってきて小さな財布が注目を浴びている中で、小さく薄くしつつ使いやすさと収容量の両立は難しいもの。

それをここまで高いレベルで仕上げてあるのは、さすがは日本の職人の技術力といったところ。

縫製もコバ処理、捻引きも綺麗で見るたび使うたびに感心してしまいます。

これから使い込んでいった先の経年変化が楽しみでしょうがないですね。

小さくコンパクトで使いやすくそこそこ入る財布を探している人にはかなりオススメできます。

メイン財布はもちろんサブ財布でも活躍してくれるでしょう。

この記事があなたの人生に少しでも良い影響を与えることができたのなら幸いです。