どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。
今の生活で満足している人もそうでない人もいると思います。
どんな時でも自分の人生が充実していると幸せな気持ちになれますからね。
そこで今回は「自分は幸せだ!」胸を張って言えるように、満足度を下げることで達成しようという話をしていきますよ。
一人でも多くの人が幸せであって欲しいですからね!
そもそも満足度とはいったいなにか?
そもそも「満足度ってなんだよ?」って話ですよね。
簡単に言えば買った物や体験したサービスで得られる感動の度合いのようなものです。
例えば、高級ブランドのバッグや財布とか分かりやすいです。
高級ブランド品を持っているだけで「自分は金持ちの一員なんだ」と思えて気分が良いですよね。
周りからも見えやすい物なので
「お、あの人はお金持ちなんだ!」
「羨ましいな」
「私も買えるようになりたいな!」
といった羨望の眼差しを受けるのも気分が良くなります。
高級ブランド品を買えるだけの収入を得ると嬉しいですし、自然と気分も上がります。
周りから羨望の眼差しで見られたり、羨ましがられたりするとさらに気分良いですよね?
これを俺は「満足度」と呼んでいます。
さっきの例で言えば
買った物に対する感動
+
周りから見られる評価に対する感動
この2つを足したものが満足度になります。
満足度を上げると何が悪いのか?
一見すると自分が欲しい物、憧れの体験を手に入れてなにが悪いのか分からないですよね?
それだけ努力している訳ですしご褒美があって当然だと思えます。
「自分が満足しているならそれで良いじゃないか!」と言われそうな気がします。
もちろんその通りです。
自分の幸せを他人が評価することはできないものですから。
ただ、この満足度を底無しに上げ続けるとだんだん不幸になってくるんですよね。
なぜならより高い物や品質良い体験を得ようと思うとその分たくさんのお金を稼ぐ必要があります。
全員がアラブの石油王みたいにお金持ちであればなにも問題はないのですが、実際はそうじゃないですよね?
収入が突然10倍になったりすることもありません。
お金は使えば無くなりますし、働かないとお金は手に入らないものです。
先ほどの高級ブランド品の話をしましたが、とても高い知名度があるから高いのであって、物自体の品質は極端に差があるわけではないんです。
みんな大好きApple製品だってそうです。
あのAppleがつくっている製品だから高くても欲しいのであって、Appleだからめちゃくちゃ品質が良いわけではないです。
今だと安くても品質の良いものが溢れていますからね。
普段から通話の機能しか使わないのにiPhoneを買っても出費が痛いだけです。
満足度を下げると何が良いのか?
これを聞くと安物で我慢しろと勘違いされそうですがそれは違います。
正しく自分の満足度のレベルを知ってそれ以上のモノはいらないよってやれた方が良いんです。
例えばさっきのiPhoneの話を使いますが、通話の機能しか使わないのならもっと安いシンプルなスマホで十分満足できますよね。
メールやゲーム、カメラなどの多機能で高性能なものは余分です。
自分にとって満足できる以上のものは必要ないということになります。
これが「満足度の高さ」です。
もう一つ例を挙げると腕時計があります。
時間が正確に見れてシンプルなものが欲しいと言う人であれば1万円前後で良質な電波時計が買えますよね。
間違ってもダイヤモンドが散りばめられた数千万円するような高級腕時計は必要ないですよね?
自分の満足度を知ってなるべく下げておくことで不必要に高い物を買ったりしてさらに上を見ることがなくなります。
先程の例にあげた腕時計みたいなものは青天井ですからね。
上には上がいるような状況が続くとどれだけ高い物を買ってもそれで満足することはなく、不満だけが積もっていくあまり心に良くない人生になってしまいますよ。
満足度は人それぞれですからわざわざ周りと比べてもなんの意味もないことです。
周りの視線や評価を気にして自分が満足するもの以上のことをしたところで、精神的にもお財布的にも良くありませんから。
それよりも重要なのは自分が満足できる物を選べているかどうか。
自分にとって必要な条件を満たした物や体験を出来たかどうかなんですよ。
満足度は周りへの見栄によっても変化する
人には程度の違いはあっても見栄というものは存在します。
そして見栄が強ければ強いほど満足度は下がっていきます。
というのも見栄を求めると周りと比べてしまい、周りの評価を基準に物事を決めてしまいます。
一度でも高級な物を身に付けて見せびらかした後に(誤解を招きそうですが)安物を身に付けたら周りからすると「あの人ヤバイんじゃない?」と思われるかもしれません。
実際のところそこまで他人のことを気にしていることは無いでしょうけど、本人からしたらそんな残念な人に思われたくないという気持ちになりますよね。
そうなると自分から勝手に満足度を上げていってしまいます。
最初は数万円の物だったのが見栄を張るために、数百万円もするような物を買っても満足出来なくなる悪循環を生み出します。
ここまでくるとなにをしても満足することはないでしょう。
もはや本人でもなぜそうするのか分からないくらいに。
見栄を持つことは人間の本能ですから仕方のないことです。
ですが、あまりにも過度に周りの視線や評価を気にすることなんて無いんです。
人は急には成長できませんし、物で着飾ったって本人の価値が上がるわけでもないのですから。
満足度を下げて幸福度を上げる方法
ここまで読んでくださった皆さんには満足度を上げ続けるのがいかに危険なことなのかなんとなくでも分かったと思います。
では、今度はその満足度を下げていく方法を紹介しますね。
と言ってもとてもシンプルなことです。
自分にとって必要なことを書き出していくだけです。
「そんなことで本当に満足度下がるの?」って思うかもしれませんが、重要なのは紙に書き出して客観的に見ることができる状況を作り出すことです。
あくまでも自分の視点ではなく、第三者の立場から見れるようにするということですね。
そうすることで曖昧なままだったことがはっきりと言葉として現れます。
自分の今の満足度の高さを知ることが出来るようになるから、次の満足度を下げるステップに進めるわけですね。
書き出したメモから「これは必要だな」っと思う物を選んでいくだけで自分の満足度の高さを下げることができます。
選ばれなかったものが本来自分にはいらない見栄を張るためのものになります。
あとは自分の満足度にあった物を選んで買うだけです。
簡単でしょ?
必要だと自分が思っている以上の物を目指しても青天井ですから必ずどこかに不満が残ります。
それならこれで十分と思える物を買ったり、体験をする方が結果的に良かったと思えるでしょう。
必要以上のものを求めても満たされることは無いのですから。
自分の欲しい機能、自分がやりたいことだけに絞っていけば良いんです。
さいごに
自分の満足度を下げれば下げるほど人生の幸福感は高まっていきます。
他者と比べて嫌な気持ちになったり、相手を蹴落とすように上を目指し続けても、幸せになることはきっとできないでしょう。
自分が必要としている物が揃っていてやりたいことが出来ているのが人生において目指すべき幸せかなーと。
物やお金で着飾った人生よりも自分らしく生きていけるのが一番だと思いますよ!