どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。
今回は日本のカシオから出ているカシオスタンダードシリーズのデジタル腕時計「F-91WM-7A」の紹介です。
カシオスタンダードよりもチープカシオ。いわゆるチプカシという名前で有名になったシリーズですね。
1000円台で買える安さと実用性十分な高い品質を持っているので、日本だけでなく世界中の人たちに愛されているようです。
というか海外限定モデルの方が数も多く今はネットショップで買えますが、店舗ではほとんど手に入らないなど海外の方が力が入っていますね……w
デザイン的にも日本で売られているものよりも全然カッコイイものが多いですし。
俺が購入したモデルも海外モデルになります。
外見は多少違いますが中身は元となったモデルと、まったく同じものが使われているそうなんですけどね。
やっぱりデザインが変わると雰囲気も変わりますから、バリエーション豊かなのはとてもありがたいです。
おかげでお気に入りの一品が手に入りました。
実際に2週間ほど使用して感じた感想をダラダラと垂れ流していきます。
あまりお金をかけずに実用的な腕時計が欲しい人は参考になると思いますのでぜひ、最後まで楽しんでいってくださいね!
お洒落でミニマルなデザイン
盤面のデザインは文字は多いけどケースと同じ色なのでゴチャゴチャした印象を受けにくくとってもミニマルです。
小さくなったGショックみたいな見た目ですね。
この文字を読んでいると意味が被っていたりしてるのがまた面白いw
さらにこのF-91WM-7Aは四角いボディにボタンが3つ配置されている独特なデザインです。
右上にもダミーでもボタンを配置しなかったのは、必要ないなら無駄なものをつけたくなかったからでしょう。
左側のボタンを操作するときにも人差し指でボタンの無い右端を支えにしやすいです。
これが押しやすさに貢献している場所になっていますね。
本体が小さいと操作性が犠牲になったりする時計もある中で、実用性を考えられていてとても使いやすいですよ。
ケースも艶消しシルバーの色合いが主張し過ぎていないのも個人的に買う理由になったポイントです。
備わっている厳選された機能
オートカレンダー
この値段でこのF-91WM-7Aは曜日と日付がしっかりとわかるカレンダー機能を備えています。
もちろん画面が小さいので表示できる情報量は少ないです。
逆に言えばその分見るべき情報だけが表示されているのもポイントですね。
そもそもたくさんの情報があっても見ることができないですから、必要な情報は最小限で良いのです。
時刻アラームと時報
今の世の中アラーム機能はほとんどスマホでやってしまう人がほとんどだと思いますが、時計の基本機能として備わっています。
そして1時間ごとに音が鳴ってお知らせしてくれる時報機能もあるんですよ。
べつに無くても困らないですけど時間が管理しやすくなるのであると嬉しいですね。
ストップウォッチ
デジタル時計には当然のように搭載されているこの機能。
もちろんこのF-91WM-7Aも搭載されています。
ちょっとした用事で時間を測りたいと思ったら手元でサッとできるのは腕時計ならではですね。
LEDライト
暗闇の中で活躍するはずの機能ですが、このF-91WM-7Aではちょっと面白い仕様になっているんですよ。
まずLEDライトをつけるにはボタンを押し続ける必要があり、またディスプレイ左側から緑色のライトがぼんやりと光る仕様となっています。
大体の人がイメージするボタンを押すと数秒間ディスプレイ全体が明るくなるものとはだいぶ違いますね。
使って感じた良いところ
着けていることを忘れるほど小さく軽い
樹脂素材のケースとゴムベルトのおかげで本体重量がベルト込みでなんと約21gという圧倒的な軽さになっています。
一般的なビジネス時計が軽くても100g前後ありますから、ザックリ見積もって5分の1も軽いんですよね。
おそらく大半の人が普通のビジネス時計を身につけた後にこの時計をつけると「軽っ!!」ってなると思います。
実際とても軽いのでわりと身につけてることを忘れるくらいです。
時間や日付、曜日を確認したいなと思って無意識に左腕を持ち上げたときにその存在に気づくレベル。
ちょっと大袈裟ですがそれくらい軽くつけ心地が良いんですよ。
ゴム系のベルトは分厚めで簡単には千切れなさそうなのもグッドです。
本体が小さいからどんな人の腕にもフィットするので、つけ心地の良さに貢献しているんだと思います。
俺自身の腕がとても細く、大半の腕時計がゴツく見えて目立ってしまうんですよ。
そんな俺の腕に似合うこのサイズの小ささも気に入っているポイントですね。
時間と日付、曜日を一瞬で確認できる
肝心の腕時計として非常に優秀で、小さいながらもディスプレイは非常に見やすく、明るい太陽の下であろうとしっかりと情報が手に入ります。
知りたいときに知りたい情報が得られるというこのストレスフリーな仕様は大変便利ですよ。
24時間表示にも切り替えられますので、お好みで合わせられます。
一時期は見栄えを気にしてアナログ時計を身につけていました。
しかし、見るときに秒針と時針、分針を勘違いしてしまったり「時間」という情報を得るのに時間がかかったりしてとてもストレスになっていたんです。
俺は時間を見るときに毎回
- 針の位置はどこにある?
- 針は時針、分針、秒針はどれ?
- 針の位置はそれぞれどこを指している?
という長い工程を繰り返していました。
もうこれならスマホで確認したほうが早いです。
もしかしたら俺と同じような経験をしている人もいるかもしれませんね。
とにかくこの針の位置で時間を読み取るという行為が苦手で、いつまで経っても慣れませんでした。
それからしばらくして使わなくなって手放したんですよね。
やっぱり実用性を考えるとアナログ時計は、デジタル時計には敵わないことを実感しましたよ。
曜日は英語で頭文字2文字までしか表示がされないというちょっと特殊な仕様ですが、おかげでディスプレイはスッキリしています。
慣れたら2文字しかなくてもちゃんと判断できるようになりましたからね。
曜日と一緒に日付を確認しやすいように隣に配置されているのも情報を得るのに便利なのも良かったです。
防水なので濡れて壊れる心配をしなくて良い
このお値段で日常生活防水が備わっているので多少は水に濡れてもへっちゃらです。
せっかく気に入った時計が濡れたせいですぐに壊れてしまっては悲しいですからね。
だからと言って濡れる場所に来るたびに神経質になって外したりするのは非常に手間です。
俺は手を洗ったりするときによく水が跳ねて濡らしてしまうのですが、防水仕様なので気にせず洗えるのが嬉しいところ。
1万円くらいするそこそこのお値段の腕時計でも防水になっていないものも中にはありますからね。
それが1000円代の腕時計に備わっていたらそりゃあ驚きますよ。
正直な話、この機能は諦めていましたから。
そのおかげで汚れてきたときに濡れるのを気にせず洗えるので清潔に使えますね。
毎日使う物だからこそいつも綺麗にして使ってあげたいものです。
ただし、注意していただきたいのが1点あります。
入浴、サウナ等では絶対に使わないでください。
防水性能に関わらずお湯や石鹸は故障の原因となります。
どんな腕時計でもそこは変わらないのですから、入浴などの際はなるべく外しましょう。
また、水がかかったりしている状態でのボタン操作も、本体の中に水を侵入させてしまうので気をつけてくださいね。
操作ボタンが程よく飛び出しているので押しやすい
突起のように飛び出したボタンは小さいけど、行動の邪魔にならないのに押しやすいです。
機能そのものが少ないのであまり使いませんが、使いたいときにストレスなく使えるのが良いですね。
とくに時刻合わせをするときはボタンを押す回数も多いですから、操作性は使い勝手に関わるかなり大事だ要素だと思っています。
昔使っていたGショックは気に入って使っていたのですが、ボタンが本体に埋まるのように付いていました。
なのでいざ操作しようとしても押しづらかったんですよね。
ボタンが押せない、押しても反応しないとだんだんストレスが溜まってこないですか?
俺は実際ストレスを感じてしまい使わなくなってしまいました。
その経験があるからこそ操作性は気になっていましたが、実際手に取って使うとその心配はいらなかったです。
程よい大きさと硬めの押し心地のおかげで誤操作も少なく快適な操作ができていますよ。
小さいのに使いやすさはバッチリです。
自分好みにカスタマイズできる
このチープカシオは簡単な構造と安さからカスタム腕時計としても親しまれてます。
一番簡単で定番なベルト交換やケースにデザインシールを貼る。
上級者向けだと分解して反転液晶にしたり文字盤の塗装をしている人たちもいますね。
改造のやり方はブログやYouTubeにたくさん載っています。
道具さえ揃えれば誰でもやれる手軽さが人気の秘密では?と思ったりしてます。
仮に自分の気にいる色が無かったら自分で改造してしまうのもアリ。
「好みのデザインがなかったら自分で作ってしまえば良いんだよ!」をやれてしまうってことです。
使っていて気分を変えたくなったら簡単に改造できることに魅力を感じている人もいるそうですよ。
俺は面倒くさがりなので改造をする気は今のところないですがベルト交換はするかも。
改造に失敗してしまっても値段が安いので挑戦しやすく、買い直しが効くのがお財布に優しいですね。
だからと言ってせっかく買った時計を壊したくはないですが……。
使って感じた気になるところ
LEDライトが暗く、押してないと点かない
しっかりと暗闇でも使うことのできるLEDライトですが、残念なことにだいぶ薄暗いです。
先ほどの機能の紹介でも言ったように特殊な仕様のせいでだいぶ不便なんですよね。
光るのは左上のボタンを押しているだけ、そして照らすのは本体左側に付いているライトが照らします。
時間はまだハッキリと見えますが時分はだいぶ見るのは厳しいです。
目を凝らしてみれば見えますがわざわざそこまでして見ないといけない時点で腕時計としては問題です。
見たいときに見たい情報が見れることが腕時計に求められていることだと思っているので、ここはかなりのマイナスポイントですね。
まぁ、値段が値段ですしここは割り切ったというところでしょうか。
個人的にまだ暗いことはまだ許せるのですが、ボタンを押し続けていないといけないのはかなり不便です。
ボタンを押すための指の位置を工夫していないと、ディスプレイが隠れて見えなくなってしまいますから。
なので暗闇ではスマホで見ると割り切って使ってます。
操作音のオンオフができない
モード切り替えをするときに軽い電子音が鳴りますが消すことはできません。
なるべく音は静かなほうが好きなんですけど、残念なことに我慢していかないといけないんですよね。
普段は時間を確認する目的でしか使わないので俺は気にしないですが、操作音が気になる方にはオススメできないです。
まぁ、大半のデジタル時計は電子音が鳴りますので、そこまで神経質に気にする必要もないでしょう。
実際、生活の中でなかなかモードを切り替えたりすることは多くないので。
時間を確認する用途だけで使うならまったく問題ありませんよ。
ケースやディスプレイは傷つきやすい
樹脂製のケースとディスプレイは硬い物に擦ると簡単に傷がつきます。
どちらも柔らかく軽い材質なので軽さに貢献している代わりに、傷への耐性が犠牲になっているんですよ。
実体験としてこの腕時計を買って3日でケースに擦り傷が入ってしまいました。
残念ながらどうしても画像では見えなかったので載せるのは諦めていますが。
ディスプレイはケースから飛び出るように付いているので、そろそろ傷が入ってしまうかも知れないです。
高級時計にはステンレスやチタンのような硬く傷つきにくい物が使われていたり、サファイアガラス採用されています。
もちろんその分重くなってお値段も跳ね上がってしまいますから、値段を考えると必要十分な性能ではないでしょうか?
傷が付いてしまうことはとても悲しいです。
ですが、最悪ダメになってしまっても簡単に買い換えることができるのはありがたいですね。
せっかく高級時計を買ったとしても、大事にしすぎて使えないなんて腕時計として役に立たないですから。
チープカシオだからこそ気軽にガシガシ使えるのも強みだと思っています。
俺は時間の確認ができなくなるまでの酷い傷でなければ味だと思って楽しむ気でいるんですけどね!
電波時計ほど時間は正確ではない
よくあるクォーツ時計と同じで平均月差±30秒程度で時間が徐々にズレます。
これでもだいぶ精度は高いものなんですけどね。
スマホのように常にネットから時間を修正しているわけではないのでしょうがないです。
電波時計であればズレてしまっても自動で電波を受信して時間のズレを直してくるんですよね。
このF-91WM-7Aはそのような機能はないので、時間がズレたら手動で合わせてあげる必要があります。
常に正確な時間になっていないとダメだ!って人には合わないですね。
俺も昔は正確な時間じゃないと不安でしょうがなかったので電波時計一択でした。
今は正確な時間が知りたいときはスマホ、大体の時間がわかれば良いときは腕時計という使い分けをしていますよ。
そもそも月に1、2分ズレた程度で生活に支障が出るようなことはないので、使い分けてみると気にならなくなりました。
今の俺みたいにそこそこ正確な時間がわかれば良いレベルであれば十分に活躍してくるでしょう。
さいごに
シンプルで最高にミニマルなデジタル腕時計F-91WM-7Aを紹介してきました。
必要最小限の機能とわかりやすいディスプレイ表示のおかげでとても使いやすいです。
最近の腕時計はとても多機能でいろいろなことができますが、その分複雑で使わなくなってしまうことも多いですよね。
俺が腕時計に求めていることは時間をいつでも手軽に確認できることです。
それ以上の機能は必要ないんです。
もっと腕時計はシンプルで良い。
そんな俺が出会ったのは薄く軽い、時間と一緒に日付と曜日もわかる実用性に特化したミニマルなデジタル腕時計。
とても使いやすくてお気に入りの物になりました。
毎日使うものだからこそお気に入りの物を使っていけるのはとても心地よいですよ。
軽くて丈夫だからこそガシガシ使えるのも良いです。
チープカシオには俺の買ったモデル以外にもたくさんシリーズがありますので気になった方はぜひ、自分好みのモデルを探してみてくださいね!