機能性リュックとの違いを知りたい
レザーリュックで気をつけることって?
実際に使ってみた感想を知りたい
そんな人に向けてオススメしたい。
どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。
リュック選びってけっこう悩みますよね。
デザインや機能性、価格などいろいろなリュックと比べたりしていると思います。
僕も優柔不断なこともあって数年レベルで次のリュック選びには悩みました。
今持っているリュックXDDesignさんのBobbyCompactを気に入って使っていますし、まだまだ活躍してもらう予定です。
ですが、それとは別に革好きとしてレザーリュックへの憧れが強くてついにHERZさんのパイプリュックを購入しました!
そこで今回はレザー製のリュックを実際に使ってみて感じた機能性リュックとの違いを語っていきます。
この記事の結論は
- 面積が広いので経年変化を楽しみやすい
- 樹脂製と比べてレザー製は取扱いが難しい
- デメリット含めて楽しめる人向け
です。
それでは、順番に詳細を語っていきますね。
興味が湧いた方はぜひ、このまま下へ読み進めてください。
どうしてレザーリュックを買うことを決めたのか?
僕がそもそもオールレザー製のリュックが欲しくなったのかと言うと、昔に革財布を買ってから革製品の魅力に魅せられてハマったからですね。
本革とそれに漬け込まれた油分の不思議な匂いと、じっくりと変化して表情を変えていく姿に美しさを感じたんです。
それから少しずついろいろな革小物を買ってきましたが、ブログやYouTubeなどでレザーリュックを使っている人たちを見て欲しくなったんですよね。
もちろん、樹脂系の素材でつくられたふつうのリュックと違って、防水加工が施されていない本革では使い勝手がまるで違います。
革小物を使ってきたうえで想像しただけで気をつかうし、機能性は悪いし、同じ形状と比べて重いというデメリット盛りだくさん。
値段もかなりするので気軽に買うこともできません。
だからこそ憧れはありましたがなかなか手が出せませんでした。
そんな想いをしながら数年。
やっぱり自分の気持ちを抑えながら過ごすよりも、若いうちから体験は多くしておいた方が良いという考え方の変化もあって買うことを決めました。
ミニマリストになって良い物にお金をかけて大事に使うという生活の変化も大きかったですね。
リュックの素材による違いと使い勝手
今回違いを見るにあたって、レザーリュックの素材は本革(レザー)製、機能性リュックはポリエステルなどの樹脂系で作られていることを前提に違いを比べていきます。
ざっくりと違いをみると以下の表になりますね。
レザーリュック | 機能性リュック | |
重量 | 重い | 軽い |
価格 | ◯万円〜 | ◯千円〜 |
機能性 | 非常に悪い | 非常に高い |
防水性 | なし | 物による |
レザーリュックは使っている素材の関係で重く、高価で、機能性リュックと比べると機能性は悪い傾向がありますね。
さらに特殊な加工がされていないタンニン鞣し加工がされたレザーは水や汚れに対しては弱いです。
対して機能性リュックの素材はとても軽く、比較的安価で、レザーリュックと比べると機能性は非常に優れている傾向があります。
物によってはさまざまな加工が施されていて、撥水から完全防水までいろいろと機能が追加されていますね。
水や汚れがついても洗えば元通りになりやすい。
なので気兼ねなく、普段使いで(良い意味で)雑に適当につかう分には機能性リュック、多少利便性が悪くなっても拘りがあるならレザーリュックといったとこでしょうか。
水や汚れ、傷を気にしないと悲惨なことになるレザーリュックは取り扱いに気をつかうので、価格の高さもあって購入にはなかなかハードルが高いです。
僕も購入までにかなーり長いこと悩みましたからね…。
レザー製の注意するべき点
実際にレザー製のリュックを使うにあたって僕なりの注意した点は(レザー製の小物すべてに言えますが)以下のとおりです。
- 水や汚れを付けない
- 深い傷は直せない
- メンテナンスが必要
- 使い勝手は良くない
- 防水スプレーは必須
水や汚れを付けない
とくに加工を施されていない本革なので水や油などの汚れに非常に弱いです。
布や樹脂系のものと違って汚れたからといって洗うことはできません。
なので基本的には水や汚れを付けないように注意して取り扱う必要がありますね。
雨の日やキャンプ場などの汚れが付く可能性がある場所では使わない方が無難でしょう。
せっかく買って使うのに汚れが付いて台無しになるのは悲しいですからね。
深い傷は直せない
わずかなすり傷ぐらいなら日が経ったり保湿クリームを塗って馴染ませればある程度は消えてくれます。
ですがひっ掻き傷の場合は消えません。
傷の深さにもよりますが大きな跡が残ってしまいます。
新品の状態で初めのうちはどうしても気になってしまうところ。
月日が経つうちに気にならなくなるほど味になってきますので、それを含めて楽しめる度胸が必要がありますね。
メンテナンスが必要
たっぷりと油分が含まれたオイルレザーと呼ばれるものからほとんど素の状態のヌメ革。
使用頻度や革にもよりますが基本的には定期的なメンテナンスが必要です。
人の肌と一緒で保湿をしないとどんどん乾いてしまいますし、ブラシや布で汚れを落とさないと汚くなってしまいますからね。
財布のような小物であればそこまで神経質にならなくても良いのですが、リュックのような大きな物だとメンテナンスはした方が綺麗に経年変化をしてくれます。
メンテナンスした方が長持ちしますしね!!
使い勝手は良くない
製品にもよりますがやっぱりレザーリュックはポケットの数が少なかったり、ポケットの位置が悪かったりと使い勝手はそこまで良くないです。
内装に帆布などの布が貼り合わせてある場合はわりと使い勝手も良かったりするのですが、オールレザーの場合は重さもあるので使い勝手は悪い傾向にありますね。
樹脂や布でつくられたリュックに比べて厚くゴツくなりやすいのも使い勝手の悪さを強調しています。
使い勝手も求める場合はせめて内装が帆布などでつくられているものにしておいた方が無難です。
防水スプレーは必須
撥水加工や防水加工が施されている機能性リュックと比べられないレベルで水に弱いです。
小雨や濡れた手で触ろうものならあっという間にシミになりますね。
汗や汚れにも弱いので表面をコーティングして守ってあげる必要があるので防水スプレーは必ずやっておいた方が、綺麗に経年変化してくれますしアクシデントがあっても守れます。
定期的なメンテナンスの最後や、雨が降りそうな怪しい天気の時に防水スプレーをかけておくと良いでしょう。
多少の雨ならしっかりと革を守ってくれますから。
実際に使ってみて感じたこと
樹脂系でつくられた機能性リュックと比べるとレザーリュックに機能性や使い勝手を求めたらダメですね。
以前までメインで使っていた機能性リュックであるBobbyCompactと比べるとどうしても使いにくい。
自分の中でシミュレーションしていた通りとはいえ、実際に使ってみると大きな違いを実感させられますね。
でも、正直な話を言えばレザーリュック(レザー製品すべて)は使い勝手の悪さも楽しむものなのでぜんぜん問題ないです。
使っていると小傷もたくさん出来ていきますが、それもひとつの味になると思えば納得できますしね。
さいごに
僕はレザーリュックを買って大満足しています。
使い勝手が悪くなってでもオールレザーにこだわって購入して良かったですね。
機能性リュックにはない魅力がたっぷりと詰まったレザーリュック。
ずっと考えてきた分、妥協しない買い物ができたので定期的にメンテナンスをしながら末永く使い込んでいきたいと思います。
数年後の色艶の変化が楽しみで仕方がありません。
革製品の魅力はやっぱり買った後だと個人的には思っています。
自分が使っていくことでどんどん表情を変えていくのを見るのが楽しいですからね。
この記事があなたの人生に少しでも良い影響を与えることができたのなら幸いです。