HERZのリュックを使ってみた感想を聞きたい
レザーリュックって使いにくいのか知りたい
パイプリュックの良かった点、微妙な点を知りたい
そんな人に向けてオススメしたい。
どうも、ミニマリストおかゆん@ML_Okayunです。
HERZのリュックは種類も豊富でポケットからベルトに至るまで金具などを除いてほぼ全てに革が使われている贅沢な仕様。
受注生産でしかも物によってはセミオーダーもできるのも強み。
だからこそお値段もそれなりにするため悩みに悩んでいる人は多いでしょう。
僕も同じでした。
そうして悩みに悩んで購入したのが2ヶ月ほど前でした。
暖かみのある縫製と革の質感が特徴的なHERZさんで選んだパイプリュック。
今回はファーストインプレッションから、約3ヶ月ほど使ってみて感じたことをレビューしていきます。
この記事の内容結論は
- 紙袋らしく意外とたくさん入る
- 一部は傷はつきやすいけど味になる
- 特徴であるパイプ管は使いにくい
です。
それでは、順番に詳細を語っていきますね。
興味が湧いた方はぜひ、このまま下へ読み進めてください。
紙袋らしく膨らむためデザインのわりに物が入る
このパイプリュックは紙袋を革でつくったというデザインです。
そのため横から見ると細長い三角形の見た目で上にいくほど物を入れるスペースが減っていきます。
なのであまり物が入らない印象を受けますが、実際は革が柔らかいのもあって物を入れるほど膨らんでくれるのでわりと入りますね。
上の方まで詰め込むとフタが閉じれないので、めちゃくちゃ入るわけではないですが、雑誌や脱いだ上着を一時的にいれるくらいはできます。
ただ、膨らむとせっかくスマートな紙袋のデザインが台無しになるので、基本的に僕はあまり物を詰め込まずに使っていますね。
革は簡単に傷がつくけど使うほど馴染んで味になる
使われている革はほとんど加工がされていないので、爪で引っかければ簡単に傷ができます。
そのため使っているうちにたくさんの小傷がつくのは避けられませんが、使っていれば革が油分でコーティングされて馴染んで目立たなくなるので、そこまで気にする必要はないかなと。
もちろん傷がつかないのが1番ですが、使い込むほど革が馴染んで味になるのは革製品の醍醐味。
せっかく買ったのに傷を気にしすぎて革製品の魅力を楽しめないのは悲しすぎますからね。
大切に使いつつも傷をあまり気にせずにしておこうと思います。
色落ちや色移りは今のところなさそう
僕が普段着ているのはヘインズのビーフィーシリーズの白Tシャツですが、夏場で汗をかいたり蒸れたりしましたが、とくに問題なかったです。
白色なんてとくに色物の色がついて悲しいことになりがちですからね。
今回買ったパイプリュックはナチュラル系の薄めの色ですが、色落ちや色移りで茶色に染まるかなと心配していたのでこの点は良かったです。
ただ僕の場合、使う前にクリームと防水スプレーで手入れをした後に使っているので、とくに手入れせずに使ったら色落ちや色移りをしていたかもしれません。
基本的に革製品を使う前に手入れしてしてあげると汚れにくく、キレイに経年変化をしやすいので手間がかかりますがやっておくことをオススメします。
せっかく買った革製品の色が擦れて落ちたり、お気に入りの服に色が移ったら最悪ですからね。
パイプ管を使ったフタの開け閉めはしにくい
このパイプリュックのアクセントになっている前面のパイプ管ですが、正直に言えば使いにくいです。
その原因はフタ側のパイプ管の長さがギリギリすぎるのと、本体全面の半円の引っ掛けるパーツが太すぎるからですね。
この開け閉めのしにくい部分でパイプ管の先端が擦れて小傷がめっちゃできます。
ただ、もっと使い込んで革が柔らかくなれば多少は改善してくるのかなと期待していますね。
デザインとしては最高にカッコいいアクセントになっているので、使い勝手が少し悪いくらいではそこまで気になりませんでした。
お願いすればセミオーダーも出来るみたいなので、パイプ管の開閉が気になる人はマグネットタイプにしてもらうのが良いのかなと。
小物ポケットはほとんど使い道がない
紙袋のデザインを邪魔しないためか小物ポケットは背面に一つとメインポケット内に一つだけ。
それも薄めの物しか入らないため、買ったときも思いましたがほとんど使い道がなかったです。
とくに背面のポケットは薄い冊子程度しか入らないので今後使うことはあまりないでしょう。
メインポケット内の小物ポケットは財布や薄いエコバッグ、スマホが入るので小物入れとして使っていく予定。
ただ、厚めの物を入れるほどメインポケットにアクセスしにくくなるので、やっぱり使わないのかも?
注文時に無くしてもらっても良かったかもしれないです。
リュックを前にして底にある物の出し入れはやりにくい
机などの置き場所がなくて立って物を出し入れするときにリュックを前に持ってくると思います。
パイプリュックは側面などからメインポケットにアクセスする場所はないので、リュックの上から手を突っ込みますが底の方は手が届きにくいですね。
前フタがしっかりと前に倒れ込むようにしているのもあって、物の出し入れの邪魔になるので余計に出しにくい。
パソコンなどを出し入れする分にはそこまで困らないですが、底の方に入れた物を出し入れしたいときは机などに置いた方が快適です。
僕の場合は真横に近い角度に傾けてから底にある物を出し入れしています。
底が柔らかいので外から押し出してやればより取り出しやすくなりましたね。
細身のリュックストラップは重い荷物を入れていると食い込む
荷物の量が少なかったり軽い物だけなら気にならないですが、パソコンやカメラなどの重たい物を入れているとそれなりに肩に食い込みます。
このパイプリュックに使われているベルト(リュックストラップ)は24mm幅と細身なので、必要であれば別売りの肩当てを購入した方が肩の負担を減らせますね。
僕は今のところは肩当てを購入する予定はないですが、たくさん荷物を入れる方は一緒に購入しておいた方が無難です。
肩当ての色を変えてアクセントにしても面白いかもしれませんよ。
さいごに
購入してから実際に使い始めると使ってみないと分からないメリットやデメリットが見えてきますね。
個人的に言えばデメリットを含めても大満足の逸品です。
パイプ管の開け閉めはやりにくいですが、ファスナーでは味わえない開閉ギミックは楽しい。
これからどんどん使いこんで味わいのある経年変化を楽しんでいきたいところ。
時間はかかると思いますがこの分厚く硬めの革が柔らかくクタッとなっていくのが楽しみですね。
この記事があなたの人生に少しでも良い影響を与えることができたのなら幸いです。